季節の変わり目に、思い出すこと。
昨日の夜、ふと窓を開けたら風がひんやりして気持ちよかった。
台風が近づいているからか、いつもより風が強くて
植木が右に左に揺れていた。
あれ?もう秋? 先日まで40℃に届くような暑い暑い真夏だったのに
それを忘れるほどの冷たい空気。
秋に移る季節に思いだすことは、
学生の頃に猛烈にアタックを受けた年下の男の子のこと。
彼のアタックは本当にもうすごいものだったし、
私も私で『これはモテキ到来か?』という激しい勘違いのせいで
ほどなくして付き合うことに。
みるみるうちに高く、激しく燃え上がり、一瞬で燃え尽きる
まさにそんな恋でした。
若くてパワフルすぎたのでもう、歯止めが利かなかったあの頃。
冬から春へ移り変わるときは、
いくつもの出会いや別れが頭をよぎります。
30数年も生きていると、そりゃあ出会いや別れも積もりますよね。笑
春の空気に、毎年胸がギュッと締め付けられます。
春から夏へ移り変わるときは、
はしゃいだ若いころの夏が頭をよぎります。
海、山、川。昼夜問わず、寝る間も惜しんで遊んだあの夏。
花火、かき氷、的屋。
水着、夏フェス、ひと夏の恋。
そういうものが頭がパンクしそうなほどあふれてくる、それが夏の始まり。
秋から冬へ移り変わるときは、
雪山への強い思いが頭をよぎります。
社会人になってからの冬の趣味、それはスノーボード。
休みになると必ず行ったゲレンデ。
喫煙所で会う仲間、おいしいチョコレート。
グッズを新調した時の高揚感、早く雪の上に乗せたい板。
ゲレンデで飲むビールはこの世のものとは思えないほどおいしい。
かっこいいウエアとゴーグルを着られると、
10割増しでかっこよく見えるゲレンデマジックはチートな魔法。
ナイターに誘って『帰りたくない』。魔法はお互い様。
季節ごとにやってくる波は私の心を熱くしてくれる宝物です。
考えただけで胸がギュンギュンしちゃいます。笑