『教員』のおすすめ度【メリットとデメリット】
実は昔『教員』でした
以前、公立の小学校教員生活をしていました。
ひと言でいうと『きつかった』。それに尽きます。
ではなにがそういう気持ちにさせたのでしょうか。
ちょっとネガティブな記事になってしまいますが紹介したいと思います。
教員になりたい、と思っている方は
こんな経験をしている人もいるんだな~くらいの軽い気持ちで読むか、
読まずに外出されることをオススメします。
私が経験してきたこと
※数年前の経験ですので、状況は変わっていることもあるかもしれませんのでご了承ください。
【メリット】から紹介したいと思います。
- 給料がきちんと毎月もらえる。保障もいろいろ。
- ボーナスが4ヶ月くらいもらえる。
- 夏休みや冬休みなどの時はより休暇がとりやすい。
平常時もきちんと用意すれば臨機応変に休みを取れることも多い。
(しかし行事などのときには配慮が必要か。)
大きなメリットは『給料』と『休暇』だと思っていました。
次に問題の『デメリット』です。
- とにかく仕事の量が多い。
(これは企業にお勤めの方も一緒だと思います) - それに伴い休日出勤、毎日の残業。大変なことになります。。
- だけど、残業代は一切ない。「調整費」(?)のような項目(数千円)で終わり。
- 保護者対応が鬼のようにきつい場合がある。
- 『ちょっと合わないな』と思う児童がいるとちょっときつい。
(そう思っても感情論はもっての外ですから、間違っても態度や言動に表してはいけませんヨ) - 手書き、はんこ、などが主に使われている場合があり、時間短縮をできるところでできない学校もある。
- 児童は元気いっぱい。体力勝負。帰ったらヘトヘトです。(これは当然ですね。。)
私が一番きつかったのは『保護者対応』と『仕事量の多さ』です。
もちろん、自分の未熟さが原因で招いたことが大前提ではありますが、
未熟であったが故、分からないことが多く対応もうまくいかなかったのだと思います。
ベテランの先生にかなり助けてもらいなんとか切り抜けた感じでした。。。。
本当に毎日地獄にいるような思いでしたし、毎日連絡が来るのがこわかったです。
いい勉強になりました、かなり痩せましたし(笑)
仕事量の多さは個人によって違いますが、
公務文書を任される量だったり、『○○主任』とかだと半端なかったと思います。。
私は初心者でしたから、学校のことはもちろん自学級のことを終わらせるのが一苦労でした。
主に評価関係や記録関係です。
また、毎日の授業の教材を作ったり、計画を立てたりするのも当然あります。教員ですからネ。
『研究授業』というのもあって、
学校中の先生方が見に来るという日もあります。場合によっては他校や教育事務所の先生方が来ることも。
(思い出しただけで胃がキリキリする。。)
評価されるのってきついですよね。。。
そんな中、日々頭を悩ませていたのは。。
・様々な家庭環境、個々の学習到達度、性格。
その上での学級経営。いかに十人十色を大事にできるか…
(それから苦手なあの同僚といかにうまくやるか。。。)です。
なんだかんだいっても児童を伸ばすことが一番の目的ですから。。。
やりがいはあると思います。
もう無理。肉体的にも、精神的にも
私は2度と教壇には立ちません。
かなり精神的にやられましたから(笑)よく耐えきったと思います。がむしゃらでした。
おすすめ度。。。。
いろいろ加味して★★☆☆☆といったところでしょうか。
やりがい… あるのかな…?