子宮筋腫合併妊娠③
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彼女の出産
彼女は産道に大きな子宮筋腫があり、普通分娩が全くの不可能でしたので、
陣痛が来てしまう前に帝王切開で出産をしなくてはなりませんでした。
所謂『予定帝王切開』ですね。
だいたい出産予定日の1週間ほど前に帝王切開の日にちが決まっていました。
本人は陣痛が来ないように祈っていたし、帝王切開前の入院の時もできるだけ安静に過ごしていたように思います。
予定帝王切開
友人は子宮筋腫を避けて切開してもらう必要がありました。
万が一、子宮筋腫に傷がつくと大量に出血してしまう可能性があるからです。
彼女には、一般的に切開するといわれている場所に子宮筋腫があったようで、
『まっすぐ』ではなく『ぐぐーっと曲がった線』で切開しなくてはならなかったそうです。
帝王切開は『局所麻酔』であることが多いかと思いますが、友人もそうでした。
(意識のある中でおなかを切られる… 想像するとヒュッとなります。。)
このような体調でありながらも、友人は結果的に2人の子供を帝王切開により出産しました。
一人目の時は極度の緊張や不安のせいか落ち着かなかったようで、
術中はしばしば看護士さんに言葉をかけてもらっていたそうです。
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手術中、3000ml近くの出血(胎盤を含んで)があったようです。
『3回ぐらい意識がなくなりかけたけど、出血のせいかな?』なんてあっけらかんとしていましたが
こわかっただろうなあ… と思います。
赤ちゃんはちょっと小さめで無事に生まれました。
ママには臍の下に15cm弱の傷跡が。友人も、赤ちゃんも、頑張ったなあと思います。
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面会に行くと、友人は青白い顔で、ぐったりしていました。。
本当に大変な出産だったのだな、と改めて思いました。
つづく。
※あくまで個人的な体験を伝聞した上で書いたものですので、体調などの判断はこの記事を参考にせず、お医者さん等にご相談ください。